笑顔がもたらす効果

患者が安心できる看護を提供する

脳神経外科での看護師の役割

脳神経外科に勤める看護師の仕事は、内科とは大きく違います。滅多にくることがないであろう診療科に来てしまったという患者の不安や心労、検査結果が出るまでにかかる患者心の負担を軽減することも重要です。そのため、看護師は自分自身を整えておくことも必要となります。
誰しも、自分の体の中で脳に異常が出ることを想定して生活している人は少ないでしょう。多少の頭痛なら内科に行って診察してもらう人が多く、痛む部分が頭だからといって最初から脳神経外科へ足を運ぶ患者はまれです。紹介状をもらってくる患者の多くは、やはり慣れない場所での緊張感をしっかり表情に表わして待合室にいます。普段、内科であればひとりで病院へ行く人も、脳神経外科へ行くとなれば誰かしら伴って来院することが多いように感じます。診察後、原因がわかってすでに投薬を受けていたり術後の経過を見ている患者でも、やはりひとりで来院する人は少ないでしょう。もし、ひとりの時に何かあってはと考えてしまいがちな場所になるからかもしれません。
その上で看護師にできることは、もちろん処置も含めていかに慣れない場所で緊張し、不安からストレスを抱えている患者の気持ちに対して、結果が出るまでの間にどれだけ注意を払えるかです。検査結果が出るまでの待ち時間を、患者はかなり長く感じてしまいます。待合の雰囲気や看護師の表情が暗ければ、結果待ちの時間は輪をかけて辛くなるのです。それをどのように緩和させることができるのかというのも、医師や看護師の仕事といえます。