笑顔がもたらす効果

患者が安心できる看護を提供する

看護師の笑顔で元気になれる

患者の不安は、病院に行く前や体調不良の間ずっと続きます。原因がわからない場合も持病の場合もその不安に大きな差はなく、常備薬をもらってもどこかに不安はついてまわるものです。
そんな患者がほっと気を抜く瞬間は、かかりつけの病院にいる間が一番多いといわれています。信頼できる医師や看護師が目の前にいるので、当然のことかもしれません。診察帰りに食欲が戻ったり、いつもは億劫に感じる買い物がスムーズだったりと、回復が目に見える患者も少なくないのです。それだけ見ても、どれほど患者が病院を頼り、診察で不安を拭いに来ることがわかります。診察後も患者同士待合で長話をしていたりする姿を見受けることもありますが、それだけ元気を取り戻している証拠なのではないでしょうか。
実際、病院に行って看護師の笑顔を見ただけで顔色がよくなったり、自宅で計った血圧よりも病院で計る血圧の方が安定していたりするお年寄りの患者は多いです。そのようなことから、自宅で過ごす時間の中に病気に関連したストレスが多いことが伺えます。ひとり暮らしのお年寄りなどは、その傾向が強いでしょう。
事前の問診を、看護師に任せる病院も増えてきました。診察前に、医師よりも看護師の方が患者と接する時間が長いからです。病院内にいる間に患者がリラックス出来るのであれば、患者に向ける笑顔はできるだけ多めでありたいものです。看護師の笑顔には、患者の不安を取り除く大きな力があると言えます。看護師が患者の不安を取り除くためには、看護師自身の体と心の健康が大切です。